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QUICKPOST

#シュヴァリエ・ヒストリエ
本編・アペンド両方に個別エンドがある某男性キャラ×ジャンヌのこと

※ストーリーにまつわる重大なネタバレ&R18シーンの話題がある

私がメドラウドとジャンヌの関係性に惹かれたキッカケは本編メドラウド戦の敗北3回目(多分BADエンド)で、メドラウドの中で一番酷い仕打ちである「ジャンヌに呪いを感染させること」を自ら行っていたくせに、呪いで自分が失われていく恐怖に怯えるジャンヌを最後の最後で「情け」と言って優しく抱いたところがあまりにも自分のヘキに刺さってしまったんだよな…私が好きになりやすい関係性の一つに「絆され」というのがあるので…。
メドラウドの個別エンド(※個別エンドに必要な個別イベント含む)で得られる情報を照らし合わせると、根本的にメドラウドはジャンヌに対して嫉妬心があったから一番酷い仕打ちである呪いの感染という選択を取ったけど、ジャンヌの指輪はメドラウドの呪いも緩和させていて、だから敗北3回目の行為でも「呪いに作り変えられていく恐怖はわかる」ってジャンヌへの寄り添いの心があった(呪いに蝕まれる以前の人間的な感情が少し戻っている?)のかなあ…と思った。
あと個人的に呪いによって作り変えられたジャンヌがメドラウドの従僕になったのもめちゃくちゃ興奮してしまう。リリィ姫には本当に申し訳ないけどこの時空のメドラウド×ジャンヌの関係性が見たすぎる…メドラウドの目的が達成されたら二人で末永く爛れた生活を送ってほしい…。
この時空のジャンヌはメドラウドのことが大大大好きだけどメドラウドは多分大して好きじゃない(でも別に手放す気もない)のが仄暗さあっていいな…と思う。

自分のヘキとしては敗北BADエンドがめちゃくちゃ刺さったけど、このエンドが刺さったからこそ個別エンドのお互いを大切に想いあえる二人にカタルシスを感じるわけで。
個人的には本編の個別エンドが互いに実体を持っていて長い時間を共にできるから好きなんだけど、アペンドの個別エンドも実体のない魂に宿るメドラウドに生涯の時間を捧げた上で生まれ変わることよりもメドラウドと一緒にいることを選ぶ、という最後なので、どのエンドでもジャンヌとメドラウドって精神的な駆け落ち・逃避行感があって凄く好きだったりする…どのエンドにおいてもジャンヌがメドラウドを選ぶ時って自分の未来を全て捧げている状態だから…。
でもジャンヌにとってメドラウドはそれだけの優しさや想いをくれた人っていうのが大前提にあるので、結局メドラウドの想いに応えた結果がこれなんだよな…本当に好きな関係性だ~…。
メドラウド周りのシナリオ、ほんと男性向けR18同人ゲームとは思えない丁寧さなんだけど(R18乙女ゲームにあっても全然おかしくないから…)メドラウドのキャラデザでこのシナリオを持ってきてくれるのはやっぱり男性向けだからかな~という気もする…乙女ゲームとしてならもっと違うキャラデザになってそうな気配はある…個人的にはめちゃくちゃありがたいけど…。
畳む

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