#シンキス
SympathyKissを始めました
昨今ヒロインの癖が強いで有名なオトメイトにしては「主人公はあなた!」を謳う自己投影型システムで、ヒロインの台詞がない&ヒロインの感情でセリフ内容が変わるエモーショナルシステムが特徴のゲーム
ライトな萌えが欲しかったのでヒロインの影が薄そうでカプ萌え要素はなさそうだなあと思って割と即決で買いました
エモーショナルシステムはアンミナも同じようなものを使ってたはずだけどアレ結構いいんだよね~攻略フラグとか関係なく好みの選択肢を選べるので…
もちろんシステム的に良さげでも気になるキャラがいないと買わないので、プロモーションPV見た時点で二人ほど気になるキャラがいたのも決め手だった

あんまり長期的にプレイして楽しむゲームじゃなさそうだったのでパケ版を買って、届いて速攻プレイを始めた
初っ端からうっかりサブキャラの隠し?ルートに進んでエンディング迎えたりして(ここは攻略制限つけといてくれ…!!!)誤算はあったものの、元々気になってたキャラ二人も攻略した感想としては、マジで期待通りのゲームで買って良かった~!!!という感じでした

プレイし始めて一日~二日で三人の全ED見れたのでボリュームはその程度なんだけど、もっとボイス聞きたいと思うもののシナリオとしてボリュームが足りないとは思わなくて、多分ヒロインの台詞が無い分めっちゃサクサク進んでるんだろうな~という感じがした
ヒロインはセリフ無いだけで無個性って感じではないな~という印象

個人的に一番の魅力はスチル とにかくスチルが良い
絵そのものはめっちゃ好きな絵柄というわけじゃないんだけど、とにかくスチルの空気感とかライティングがめちゃくちゃ好みだった 塗りが良いのかなあ
私の好きな絵柄、オトメイトゲーで言うとパリカとか、古いタイトルだとデザキンとかなので本当に好みから離れてるんだけどな でもめちゃくちゃスチル良いと思う…
音楽も良いし声優さんのボイスはもちろん良いしスチルもリッチで、なんというか、商業ゲーの良さを盛り込んだゲームだなあと思った

曲は普通にインストも良いんだけど、挿入歌で「あいことば 」という曲が使われていて、これがめちゃくちゃ恋愛ドラマの主題歌!って感じの曲で
この曲を気持ちが盛り上がってるシーンで効果的に使う演出が本当~に良くて、まさに恋愛ドラマ見てる感じだな~って世界観に浸らせてくれるのが良かった
これについては実際に民放でやってるような比較的キラキラ寄りの恋愛ドラマ(個人的にはリッチマンプアウーマンとかラストシンデレラとかがイメージに近い、杏主演のデートとかは全然違う)を好きだったり観てたりするかどうかで印象変わるかもしれない

以下は攻略したキャラの感想 上から攻略した順番
ネタバレ有りなので閲覧の際は注意

比嘉月彦(CV:鳥海浩輔)

取引先の営業担当(業務ではほぼ関わりがない)で子持ちでシングルファーザー(奥さんとは死別)というキャラクター
恐らく攻略制限のない隠しルートなんだろうけどそのせいでメインのキャラクターよりシナリオが短くて、でも短いシナリオでやるにはちょっと重いテーマを扱ってるなあという印象だった

比嘉さんと出会うのは仕事だけど交流するキッカケになるのは比嘉さんの息子・日向くんがキッカケなので、基本的に日向くんを中心に進んでいくしスチルにも日向くんがいっぱい出てる
この日向くんがいる時のスチルが全部良くて、個人的に自転車の練習をするイベントで見られる三人で手をつなぐスチルがめちゃくちゃ好き
このイベントは差分スチルも可愛いんだけど、比嘉さんに限らず全体的にスチルの光の表現が綺麗でロマンチックで好き
比嘉さんが日向くんとヒロインにブランケットかけるスチルも空気感めちゃくちゃ良かった…

シナリオ面の話
息子が懐いている女性に急速に惹かれていくっていうのはそんなに珍しいことでもないと思うし、この短いシナリオの中で死別した奥さんとの感情の折り合いとかも上手くやってる方だと思う
恐らく比嘉さんルートでの一番の突っ込みどころはシングルファーザー絡みじゃなくて元アイドルという経歴と元ファンのあれこれかなあ
個人的には元アイドル設定は好きだしファンの心情もわからんでもないけど、ファンが日向くんに怒りを向けた点だけがちょっとアレだったかも 最終的に謝ってるとは言え子供には何の罪もないよ…
ベストエンドだと比嘉さんは役者の夢をもう一度追いかけることになるけど、なんかレビュー見てたら「ヒロインと付き合いだしたら仕事辞めてて経済的に頼っててムカつく」って書いてる人がいて 違うよ!比嘉さん仕事は続けるって言ってたよ!!!!!!!!!となった
比嘉さんは仕事続けてるよ!!!!!!そんな男じゃないよ!!!!!

個人的にLOVEエンドが可愛くて好き
料理中のヒロインに抱きついてイチャイチャして日向くんに怒られてる三十過ぎの男、マジで情けなさがあって可愛いです 可愛いね
あとLOVEエンドだと比嘉さんは転職して昔所属してた事務所でアイドルマネージャーになってるんだけど、個人的にはこの結末が結構好きだったりする

そしてこれはメインの攻略対象二人をクリアした後だから思うんだけど、比嘉さんはやっぱり子持ち男性だからか比較的メンタルが安定してたなあ…という印象がある
冷静さを欠いて取り乱してるのは日向くんが絡んでる時だけなんだよね
それが良い悪いって話ではなく、男性カウンセリングゲーム(…)としては物足りなさあるかも
私は男性カウンセリングゲームが好きなのでその点は物足りない部分もあるけど、日向くんがいるのにメンタル安定してないのもそれはそれで困るので、比嘉さんについてはこれで良かったなと思う

この人が攻略対象だと知らなかったのに何も考えずにフィーリングで選択肢選んでたら初っ端から比嘉さんのルートに入ったのでこのゲームにおける私の運命の相手は比嘉さんです(…)
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湊康平(CV:梅原裕一郎)

年上の後輩(最高)さとり世代効率主義のCV梅原(最高of最高)で一番気になってたキャラクター
見た目も一番好みなので本当は一番最初に攻略する予定だったけど比嘉さんと衝突事故起こしたので二番目の攻略になった

比嘉さんが抱えてるテーマの割にライトな感じで終わったのでそういうノリなのかな~と思ってたんだけど湊は普通に問題抱えてたし割とずっとシリアスと表裏一体みたいな感じだった
お人好しなヒロインにどんどん絆されていく湊の変化とかは期待通りでめちゃくちゃ良かったし、年上の後輩らしく敬語でからかってくるのも良かった
ただ全員のルート攻略してないからまだ何とも言えないけど、多分一番ご都合主義って言われそうなルートかなあとは思う
一応減給はあったっぽいけどそれだけで済むことではないだろ…(でもまあオフィスラブファンタジーだからな…)ぐらいの心で受け止める必要があるシナリオだった
でも個人的には一番気になってたキャラで一番期待通りの恋愛模様を見せてくれてシンプルに最高~!!!だったので細かいことは割とどうでもいいと思ってる 萌えればなんでもいいです ファンタジーだからね

湊はベストエンドのスチルが本当~にめちゃくちゃ!!好き!!
湊のとびっきりの笑顔とこのシチュエーションと空気感、本当に素敵だな~と思う

なんか全年齢なのに普通に裸のベッドシーンのスチルがあってビックリしたんだけど(湊のあとに攻略した五月女にもベッドシーンスチルあったから子持ち比嘉さんが健全すぎただけかも)
そういうシーンでは完全に年上の男になってて あ~ズルいですね…となってた ベタだけどベタだからこそ破壊力があるやつ…
その割にLOVEエンドで独占欲丸出しで甘えてくる湊はめちゃくちゃ可愛いし やっぱ年上の後輩(CV梅原)ってだけで役満だよ個人的には

湊の父親の各エンドでの違いについて
借金を作って蒸発した父親、全てのエンドで湊家に戻ってくるけど、エンド毎に戻ってくる理由と状況が違ってるのが面白いなと思った
ベストエンドはもう一度やり直したくて戻ってきた、っていう感じで湊は葛藤しつつ一旦受け入れてる、っていう感じなんだけど、ジョブエンドでは金の無心にやってきて追い返されて縁も切って、ラブエンドでは借金のお金を稼いでいたっていう感じ
なんかこれ、ジョブ寄りの選択肢を選ぶヒロインはジョブエンドの扱いが一番納得するだろうし、ラブ寄りの選択肢を選ぶヒロインはラブエンドみたいな理由があったパターンだと嬉しいだろうなって感じがして興味深いなあと思ってた
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五月女光基(CV:梶原岳人)

同い年(not同期)で距離感がおかしい天才気質のヒットメーカーというキャラクター
湊の次に気になってたので三番目に攻略した

人当たりは良いけど初手からまあまあキツい発言が飛び出してくる
天才気質ゆえに周りの気持ちに寄り添えないタイプなので人間関係のトラブルがすごい
ただ同時に孤独や疎外感も感じている
五月女のルートはとにかく五月女の真のパートナーになるまでの過程って感じだったなあ

キャラクターとして可愛いと思うし普通に良かったとは思うけど、あんまり共感を誘うキャラクター付けをされていないので、ヒロインの台詞がないゲームで魅力を出し切るのは大変だろうなあ…という印象だった
こういう発言のキツいキャラってヒロインとの掛け合い込みで評価される部分も大きいので
実際五月女に嫌がらせしてた先輩が心情を吐露するシーンでは先輩の方に共感してしまったしヒロインもそっち寄りになってたから公式的にもそういう立ち位置なんだろうなと思う

でも同い年の同僚と残業したり意見が衝突したり良い雰囲気になったり、オフィスラブファンタジーとしてはツボを押さえていた気もする
あと最終的にエスターシやチームを凄く大切にしているので、そういう変化が顕著なのも魅力かも
小学生みたいな恋愛してるのも可愛いなと思う
誤解を恐れず言うなら令和ナイズされた俺様キャラかもしれない

五月女もベストエンドのスチルがめちゃくちゃ良くて好き
LOVEエンドでは海外に連れて行こうとするけど、エスターシが存続するベストエンドでは悩むことなく日本に残るのがいいなあと思った

私はオフィスラブファンタジーだと思ってるから気にしてないけどオフィスで事に至りそうなシーンがあるので人によっては地雷かもしれない 一応事情があるのでアレなんだけど…
でもスチル自体はめちゃくちゃ良かったです
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オフィスラブ系は現実的な部分で気になる人もいると思うんだけど、今回はとにかくライトに萌えたい!!という目的があったのと、現実世界を舞台にしてるだけの超ファンタジーだと思っているので、個人的には大当たりのゲームでした 原稿終わったらフルコンプしようと思う
あと恋愛感情の過程はあまり気にしないタイプなので比較的すぐに好意見せてくるのはあんまり気にならなかったな~これはサクッと遊びたいとか関係なくそういう嗜好なので…
#ときメモGS4
GS4、ナナくん(七ツ森)の真告白エンド見れた!!
と言うかナナくん破壊力凄すぎて攻略中ずっと変な笑い出てた かっこよさもセクシーさも可愛さも兼ね備えてるのずる過ぎない…?ずるい…
部活に入らなかったのでたくさんデートできてときめき会話たくさん見れたのも大きいかな クリスマスデートもできたし…
颯砂くんは部活中心&バイトがアルカードで下がりまくる運動パラ(颯砂くん必須パラ)を持ち直すのに必死だったからあんまデートの余裕なかったんだよなあ バイト先変えて颯砂くんまたやりたいな GSというかときメモは何度周回しても飽きないのが良い…

ナナくんクリスマスデート(三年目)ネタバレ

意図的にデコちゅーしてきて??!ってなったしデコちゅーしたあとのセリフが良すぎて…これはときめくしかない…ななつもりみのるはずるい…
ときメモで告白前にちゅーしてくるのすごい新鮮だな~
でもナナくんの場合は大接近完走した結果もあんな感じだし、告白未遂イベントでも宣戦布告感あるからこういう行動に出るのも納得なんだよな…いや七ツ森実怖いな…
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GSは毎回そうなんだけど、キャスティングがほんと秀逸だなあと思う
ナナくんの声優さんあまり知らないけどかっこいい部分もセクシーな部分も可愛い部分も全部よかった…
颯砂くんの中の人は別ジャンルで狂ってた時期あるし何ならお渡し会にも行ったことある人なのでよく知ってたんだけど(だから発売前から颯砂くんが気になってた)
あの人はどちらかというとセクシー演技とか低音を求められがちで(多分知名度上がったキャラが刀剣乱舞の燭台切とかアイナナの龍之介だからだと思う)でも個人的には爽やか系の声質が好きだったしそっちの方にポテンシャルを感じてたから、今回颯砂くんみたいな健全スポーツマン男子高校生の役に抜擢してくれたのさすがGSスタッフ…って感じで感謝しかない…
よっちんを先生枠に持っていったのもほんと天才だと思う キャスティング見た瞬間絶対ハマると思ってたし実際プレイして最高だったし、先生に期待してなかった人たちまで演技でどんどん落とされてるっぽくてニコニコしてる…よっちんの先生枠が良くないわけないんだよ…(よっちんのCDたくさん買ってたヲタク)

次どうしようかな…
ナナくん攻略中、最後の方でいのりくんがパラ萌えだけで好きまで上がっちゃってデートに誘ってきたりしてたんだけど案の定めちゃくちゃ可愛くて…いのりくんにいっちゃおうかな…
実はナナくん攻略し始めたのも颯砂くん攻略の最後の方でとあるイベントが起きたからなんだけど、いい加減先生攻略したい感もある…うーーーーん…
ほんとは風真くんにもいきたいんだけど王子枠はいついくか悩むんだよな GS2の時に早い段階で瑛攻略しちゃってちょっと後悔した…(瑛が良すぎて)
というか今作ほんとセリフのボリュームすごくて一周毎の満足度高くて、余韻だけで楽しめるからなかなかすぐに次のキャラ!みたいにならない…今までも満足度高かったはずなのにな…すごいな…
#ときメモGS4
GS4、電子版の攻略本を購入したので無事颯砂くん真告白エンド到達できた!
一周目は自由にプレイしてたから部活を野球部にして颯砂くんと仲良くしてたんだけど、陸上部に入ってみると颯砂くんの見方がめちゃくちゃ変わるな~…っていう…
颯砂くん本人というよりは陸上部における颯砂くんの立ち位置みたいなものが結構アレで颯砂くんもそれを気にしてるような内容だったので、真告白EDに陸上部所属必須なのは納得
個人的に牧場のスチルイベントがあまりにも…あまりにも男子高校生…って感じで見た時変な笑い出た
颯砂くん、温水プールのスチルイベントもだけど反応が過剰で面白過ぎる
その割にお化け屋敷のアレとかは喜ぶのほんと可愛い…経験不足なの丸わかりで良い…
というかデートイベントの発生時期とかで文化祭のコメントまで変わるのびっくりした!!前からこうだったっけ?!

颯砂くん普通に良かったし好きだけど、4はGSシリーズで初めてスポーツ枠以外のキャラが本命になるかもしれないな…という気がしてる
とりあえず次は七ツ森行くよ~…先生も気になるけど…いのりくんもめちゃくちゃ気になるけど……風真くん…………
いのりくん、パラ萌えだけで友好まで上がるからデートもしてないのに雪玉イベント起こるんだけど、あのイベントめちゃくちゃ可愛すぎて気が狂いそうになる やめてくれ~可愛すぎる~
#ときメモGS4
GS4、初回プレイ終わった!
一周目からローズクイーンにまでなった割に教会開かなくてぼっちエンドになったけどこれ本当にぼっちエンドか…?って言いたくなる展開で結構ツボに入ってしまった…

ぼっちエンドネタバレ

教会開かなくて、誰にも迎えに来てもらえなかった主人公の前に風真が現れて、「俺は卒業しない、お前も反省しろ、俺たち二人とも進歩なさすぎ、反省会するぞ」って主人公連れて行ったのめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ萌えたんだけど何…?これが令和のぼっちエンド…?優しい世界…?
いやまあ風真の幼少期エピソードが前提にあるゲームだからこの流れも納得と言えば納得なんだけどそれにしたってめちゃくちゃ萌えるわ…なにこれ…
メタ的に見るとループ(周回)を促してるようにも見えてニコニコしてしまう GSはそんなゲームじゃないのでこれは個人的なアレ
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一周目は発売前から気になってた颯砂くんに特攻して失敗した
今までGSシリーズの初回プレイで個別エンディング見れなかったことないのでちょっとショックって言うか何が原因だったのかわからない…パラメータ…?
そんで一周目終わったら、同じく発売前から気になってた先生がめちゃくちゃ刺さるしちょっとヤバい雰囲気はあった七ツ森も案の定だしノーマークだった氷室(後輩)が可愛すぎてヤバいな〜…って感じ…風真はさすが王子枠と言うかもう絶対沼るのが見え透いてて怖い
やっぱりGSはプレイしてみないとわからんことばっかりだ~めちゃくちゃ面白い…令和の時代に新作出してくれてありがとう…
#シャレマニ
CharadeManiacsをプレイした!
七月~八月ごろ、付き合いの長い友人(お互い小学生の頃から好きジャンル&推し遍歴を知ってる&割と好きなゲームが被りがち)がVita版をプレイして私にプレゼンしてくれて、ちょうど九月にSwitch移植版の発売予定があったので私はSwitch版を予約して購入
この友人のおすすめなら間違いないだろうな~と思ってたので最初から期待値高かったんだけど(そうじゃなきゃ体験版もないフルプラ乙女ゲーを予約購入しないので…)実際プレイしたらその期待値を軽々と越えていったというか私の心に(いい意味で)大きな傷を残すゲームだった…

人狼モチーフでダンガンロンパっぽいゲームと言われていたけど、まあ確かに人狼モチーフだしダンガンロンパっぽさはあるな~という気もしつつ、でも厳密にはちょっと違う気もしつつ
プロモーションムービーにもあるけどスタート時点で「この中に裏切り者がいます」というのがあるので、どのキャラに対しても疑心暗鬼になってるから最後は豹変するのでは?と疑いながら進めてるのに、そこまで心構えしてても驚かされたり予想を裏切られたりして、とにかくストーリーが面白いゲームだった
攻略対象は9人(+真相ルート)で近年の乙女ゲームの中では多めなのに、どのキャラのルートも方向性が違うし明かされる情報が違うので、攻略制限かかってるキャラ以外はどのキャラからクリアしても楽しめるだろうなと思った
共通パートもそれなりにボリュームあるけど一人クリアする度に共通パートで起こってることの見え方がどんどん変わってくるから飽きがこないのも凄い(ちなみに個別パートは共通ルートより長い)
私はどちらかと言うとときメモGSとかストラバ、近年だとアンミナとか、SLG要素のある乙女ゲームが好きなんだけど、これは紙芝居系の真骨頂と言うか、シナリオだけで魅せられるゲームだなという印象
SLG系乙女ゲームの良さは没入感とか多彩な分岐で起こる感情の揺さぶりで、これはどうしても紙芝居系には出せない要素なんだけど、シャレマニの場合はシナリオが良すぎて個人的にはSLG系の没入感に対抗できる感情の揺さぶりがあった
あと声優さんが結構豪華で(若手枠?ですら斎藤壮馬とか古川慎とかのレベル)実績も実力もある声優陣の演技も光ってたな
ただとにかくシナリオの良さへの比重がすごいので、シナリオが合わなければもう無理だろうなって言うゲームでもある 私にはめちゃくちゃ合ってた…


推しの話(ネタバレはない)

・双巳リョウイチ
付き合いの長い友人が私がハマりそうなキャラとしておすすめしてきたのがこの双巳なんだけど、さすがというかなんというか…深い傷を追ってしまった…この歳になってもお前みたいなキャラに出会えるのか………という感じ…(?)
双巳のズルいところはゲーム内の個別ルート後日談を書いた店舗特典小冊子SSがあまりにもヤバいことで、読んだ時はなんでこれはゲーム内でやらない???!!!!ってすごい困惑した こんなものを店舗特典で収めておかないでほしい
ゲーム本編だけでも傷を負ってるのに、このSSのせいで私はもう今後ずっと双巳を拗らせて生きていく気がする

・陀宰メイ
個別ルートクリア後に陀宰好きだと言ってたらシャレマニをおすすめしてくれた友人に「メイも好きだと思ってた」と言われた 好みをよくわかってらっしゃる………
でも陀宰は好きになるしかないっていうか、むしろ陀宰を好きにならないってなんなの?!と思ってしまうと言うか…双巳とは全然違う感情が…ある……
陀宰には幸せになってほしいし陀宰のことだけを考えて生きていきたいけど双巳のことを考えると虚ろな目になるしこの二人の幸せをどう両立していいのかわからない そもそも双巳は幸せになれるのか…?(…)

推しではないが言及しておきたいキャラ
・凝部ソウタ
推し二人がずば抜けて好きなだけで普通に好きな凝部
普段なら凝部みたいなキャラを好きになることはないんだけど、CVがつぐつぐで演技が成長した翔太っぽいのでその辺で深みにハマってるところはある
キャラソンがめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ良いんだけど歌詞が鬼のようにネタバレなのでクリアしてから聴いてほしい(ので試聴動画は貼れない)

結論から言うとシャレマニめちゃくちゃ面白かったよー!という話です GS4発売前に出会えて良かった…
今度時間ある時にネタバレ感想も書きたい
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